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プロサイド、Mpact2を搭載したビデオカードを発表

1998年02月06日 00時00分更新

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 プロサイド(株)は、米Chromatic Reserch社のメディアプロセッサー『Mpact2』を搭載したビデオカード『TRINOSAUR(トリノソア)』2機種4モデルを発表、2月下旬から順次出荷を開始する。価格は、PCI対応の『TRINOSAUR PCI』、AGP対応の『TRINOSAUR AGP』とも、8MBのRambusDRAMを搭載したモデルが3万9800円、4MBモデルが2万9800円、月産5000個を予定している。

 



 6000MOPS(Million Operations Per Second)という性能を持つMpact2を搭載したTRINOSAURは、230MHzのRAMDACを内蔵、500MFLOPSのトライアングルセットアップや2KBのテクスチャーキャッシュなどを搭載することで、Mpact1を使用した『MpactMAX』に比べて、基本性能で約2倍、3D描画では約10倍の性能を持つという。

 DVD再生機能を搭載するほか、『Dolby Digital AC-3』にも対応している(サウンドボードは別途必要)。解像度は8MB版で最大1600×1200ドット(6万5536色:同期周波数100MHz)表示が可能。ビデオ出力端子などを装備し、ソフトウェアのアップグレード(第2四半期以降)により、ビデオ出力機能を搭載できる。

 対応は、PCIバスまたはAGPバスを搭載し、Windows95(OSR2)を搭載するPC/AT互換機。Windows95用のドライバーソフトのほか、エクス・ツールス(株)の3Dレンダリングソフト『Shade Debut』が付属する。

 同社では、ハイエンドユーザーには機能を絞って低価格にしたTRINOSAUR、サウンド機能やキャプチャー、モデム機能などのあらゆる機能が必要なユーザーに対してはMpact1を搭載したMpactMAXと、位置付けている。また、Mpact2を使用し、サウンド機能やモデム機能、ビデオキャプチャー機能などを搭載したマルチメディアカード『Mpact2MAX AGP』なども、第2四半期には発表したいとしているほか、Mpact2を搭載したマザーボードなども発売を予定している。(報道局 井上哲郎)

http://www.proside.co.jp/

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